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  1. 千代田区議会 2020-07-22
    令和2年保健福祉委員会 本文 開催日: 2020-07-22


    取得元: 千代田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    千代田区議会議事録 トップページ 詳細検索 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和2年保健福祉委員会 本文 2020-07-22 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 161 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯内田委員長 選択 2 : ◯内田委員長 選択 3 : ◯七澤福祉総務課長 選択 4 : ◯内田委員長 選択 5 : ◯飯島委員 選択 6 : ◯七澤福祉総務課長 選択 7 : ◯飯島委員 選択 8 : ◯七澤福祉総務課長 選択 9 : ◯飯島委員 選択 10 : ◯七澤福祉総務課長 選択 11 : ◯飯島委員 選択 12 : ◯内田委員長 選択 13 : ◯内田委員長 選択 14 : ◯七澤福祉総務課長 選択 15 : ◯内田委員長 選択 16 : ◯嶋崎委員 選択 17 : ◯内田委員長 選択 18 : ◯嶋崎委員 選択 19 : ◯七澤福祉総務課長 選択 20 : ◯内田委員長 選択 21 : ◯嶋崎委員 選択 22 : ◯七澤福祉総務課長 選択 23 : ◯嶋崎委員 選択 24 : ◯内田委員長 選択 25 : ◯嶋崎委員 選択 26 : ◯七澤福祉総務課長 選択 27 : ◯嶋崎委員 選択 28 : ◯七澤福祉総務課長 選択 29 : ◯嶋崎委員 選択 30 : ◯内田委員長 選択 31 : ◯嶋崎委員 選択 32 : ◯内田委員長 選択 33 : ◯七澤福祉総務課長 選択 34 : ◯内田委員長 選択 35 : ◯内田委員長 選択 36 : ◯長谷川委員 選択 37 : ◯七澤福祉総務課長 選択 38 : ◯長谷川委員 選択 39 : ◯七澤福祉総務課長 選択 40 : ◯長谷川委員 選択 41 : ◯七澤福祉総務課長 選択 42 : ◯内田委員長 選択 43 : ◯大串委員 選択 44 : ◯内田委員長 選択 45 : ◯大串委員 選択 46 : ◯七澤福祉総務課長 選択 47 : ◯大串委員 選択 48 : ◯七澤福祉総務課長 選択 49 : ◯大串委員 選択 50 : ◯七澤福祉総務課長 選択 51 : ◯内田委員長 選択 52 : ◯岩佐副委員長 選択 53 : ◯七澤福祉総務課長 選択 54 : ◯飯島委員 選択 55 : ◯内田委員長 選択 56 : ◯飯島委員 選択 57 : ◯岩佐副委員長 選択 58 : ◯飯島委員 選択 59 : ◯七澤福祉総務課長 選択 60 : ◯長谷川委員 選択 61 : ◯内田委員長 選択 62 : ◯長谷川委員 選択 63 : ◯内田委員長 選択 64 : ◯長谷川委員 選択 65 : ◯内田委員長 選択 66 : ◯七澤福祉総務課長 選択 67 : ◯内田委員長 選択 68 : ◯歌川保健福祉部長 選択 69 : ◯内田委員長 選択 70 : ◯七澤福祉総務課長 選択 71 : ◯内田委員長 選択 72 : ◯内田委員長 選択 73 : ◯七澤福祉総務課長 選択 74 : ◯内田委員長 選択 75 : ◯飯島委員 選択 76 : ◯内田委員長 選択 77 : ◯飯島委員 選択 78 : ◯内田委員長 選択 79 : ◯飯島委員 選択 80 : ◯内田委員長 選択 81 : ◯七澤福祉総務課長 選択 82 : ◯内田委員長 選択 83 : ◯歌川保健福祉部長 選択 84 : ◯内田委員長 選択 85 : ◯岩佐副委員長 選択 86 : ◯歌川保健福祉部長 選択 87 : ◯内田委員長 選択 88 : ◯内田委員長 選択 89 : ◯土谷高齢介護課長 選択 90 : ◯内田委員長 選択 91 : ◯小林やすお委員 選択 92 : ◯内田委員長 選択 93 : ◯小林やすお委員 選択 94 : ◯土谷高齢介護課長 選択 95 : ◯内田委員長 選択 96 : ◯内田委員長 選択 97 : ◯山崎地域保健課長 選択 98 : ◯内田委員長 選択 99 : ◯飯島委員 選択 100 : ◯山崎地域保健課長 選択 101 : ◯飯島委員 選択 102 : ◯山崎地域保健課長 選択 103 : ◯飯島委員 選択 104 : ◯山崎地域保健課長 選択 105 : ◯内田委員長 選択 106 : ◯松本健康推進課長 選択 107 : ◯飯島委員 選択 108 : ◯松本健康推進課長 選択 109 : ◯飯島委員 選択 110 : ◯松本健康推進課長 選択 111 : ◯飯島委員 選択 112 : ◯内田委員長 選択 113 : ◯飯島委員 選択 114 : ◯内田委員長 選択 115 : ◯飯島委員 選択 116 : ◯内田委員長 選択 117 : ◯内田委員長 選択 118 : ◯松本健康推進課長 選択 119 : ◯内田委員長 選択 120 : ◯松本健康推進課長 選択 121 : ◯内田委員長 選択 122 : ◯内田委員長 選択 123 : ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 選択 124 : ◯内田委員長 選択 125 : ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 選択 126 : ◯内田委員長 選択 127 : ◯嶋崎委員 選択 128 : ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 選択 129 : ◯嶋崎委員 選択 130 : ◯内田委員長 選択 131 : ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 選択 132 : ◯内田委員長 選択 133 : ◯嶋崎委員 選択 134 : ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 選択 135 : ◯内田委員長 選択 136 : ◯内田委員長 選択 137 : ◯小林やすお委員 選択 138 : ◯嶋崎委員 選択 139 : ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 選択 140 : ◯内田委員長 選択 141 : ◯小林やすお委員 選択 142 : ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 選択 143 : ◯内田委員長 選択 144 : ◯岩佐副委員長 選択 145 : ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 選択 146 : ◯岩佐副委員長 選択 147 : ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 選択 148 : ◯内田委員長 選択 149 : ◯内田委員長 選択 150 : ◯纓片保険年金課長 選択 151 : ◯内田委員長 選択 152 : ◯岩佐副委員長 選択 153 : ◯纓片保険年金課長 選択 154 : ◯内田委員長 選択 155 : ◯大串委員 選択 156 : ◯山崎地域保健課長 選択 157 : ◯大串委員 選択 158 : ◯山崎地域保健課長 選択 159 : ◯内田委員長 選択 160 : ◯飯島委員 選択 161 : ◯内田委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時30分開会 ◯内田委員長 おはようございます。ただいまから保健福祉委員会を開会いたします。  本日の日程及び資料をお配りしています。報告が6件です。このとおり進めていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 2: ◯内田委員長 はい。本日も、説明、質問、答弁、いずれも簡潔になるよう、皆様のご協力をお願いいたします。  それでは、日程1、報告事項に入ります。  初めに、(1)地域福祉交通「風ぐるま」の課題解決に向けた調査検討について、理事者からの説明を求めます。 3: ◯七澤福祉総務課長 それでは、保健福祉部資料1に基づきまして、地域福祉交通「風ぐるま」の課題解決に向けた調査検討についてご説明をいたします。  風ぐるまについては、ご承知のとおり、高齢者、障害者、子育て世代を主なターゲットにして、区内を循環している地域福祉交通でございます。平成28年1月にワンボックスタイプの福祉タクシーから小型バス化をして、現在に至っております。利用者は年々増加をしておる一方で、様々なご意見を頂いているところでございます。  こうした状況を踏まえて、今年度、交通の専門業者の知識やノウハウをお借りしまして、風ぐるまの課題解決に向けた調査検討を行うことといたしまして、プロポーザル方式で事業者を選定いたしまして、これから具体的に検討に入る予定にしておるところでございます。  今回は、その目的とか実施内容、スケジュールについてご報告をさせていただきたいと思っております。  まず、目的でございます。今年度、地域福祉交通の観点から「風ぐるま」の利用の要望を踏まえた課題解決を検討するとともに、その検討に基づく運行内容の見直しやその実現性を検証するものでございます。  次に、2の実施内容でございます。大きく四つの工程を考えております。  まず一つ目は、これまで、例えば平成30年に実施いたしました区民世論調査、あるいは日立自動車交通などが実施しました、風ぐるまの再編後の調査業務報告書。これは乗込み調査も実施しております。あとは、ここには記載しておりませんが、昨年度は、千代田学を利用しまして、法政大学の大学院の研究室が行った調査も加えまして、こういった調査を分析するとともに、新たな利用者の利用者アンケートを実施いたしまして、今後の風ぐるまの問題点・課題等を整理をいたします。  2番目として、出てきた課題に対する複数の解決案を検討し、それぞれの解決策に対する見直しの粗々の素案ですね、素案を作成し、それぞれのメリット・デメリットを整理してもらいます。  それから、3番目、(2)で作成した見直しの素案について、警視庁とか東京都などの関係機関と調整をして、経済性・利便性・実現可能性の観点から具体的な見直し案を検討し、提案を頂く予定にしております。  4番目については、この結果を踏まえて、これは必要に応じてということになりますが、見直し案を補完する風ぐるまの別の移動手段、風ぐるまとはちょっと別な移動手段、例えば事前に予約に応じて運行するデマンド型の交通手段というものも想定されますので、そういった可能性を提案をしていただくというような予定にしております。  3番のスケジュールでございますが、まず、7月下旬から8月にかけて、アンケート調査を実施する予定にしております。このアンケート調査は、今まで過年度に行った調査、先ほど申しました区民世論調査ですとか再編後の調査でありますとか、昨年度の千代田学で行った調査、そういったものを詳細に分析した結果、それではちょっと不足する部分、そういった部分、補足する部分を今回のアンケートで取得するという目的でございます。  その二つの、1)と2)と書いておりますが、一つは、施設における据え置き調査、もう一つは、インターネットを使ったWEB調査、この二つを併用いたしまして、足りない部分を補強していくというような形を考えております。  次のページ、めくっていただきますと、別紙1の据え置き調査のアンケート用紙の原案でございます。
     それから、もう一枚めくっていただきますと、WEB調査、これは、据え置き調査の質問項目にこの三つの項目を追加した形で、WEB調査のほうは実施する予定にしております。  資料1のスケジュールに戻っていただきます。9月末をめどに、中間報告という形で、アンケート調査の結果や課題に対する解決策・見直し素案の進捗状況を報告していただく予定になっています。10月には、区民や学識経験者で構成する風ぐるまの運行協議会、これを開催いたしまして、検討状況を報告するとともに、解決策や見直し素案に対する意見を頂く予定にしております。また、庁内でも検討を進めまして、見直しの方向性を明確にしていきたいというふうに考えております。2月には、その庁内検討を踏まえまして、報告書の案を提示いたしまして、さらに意見聴取を行い、精度を深めていく予定にしております。最終的には、3月末、検討結果の最終報告を提出していただく予定にしております。  説明は以上ですが、調査の結果、その他進捗状況については、当委員会でも報告をさせていただき、機会を見てご意見を伺う機会を作っていきたいと思います。  説明は以上でございます。 4: ◯内田委員長 説明が終わりました。委員からの質疑を受けます。 5: ◯飯島委員 再編後の風ぐるまの利用者が、なかなか福祉目的の方がちょっと少なくなってしまって、逆のところで利用者が多くなっているという現状があると思うんですけれども、この調査をするに当たって、現在、施設にいらっしゃる方、出向く方がやっぱり限られちゃっているわけですよね。例えばかがやきプラザなんかでも、お風呂に入る方は、一日置きぐらいに見えることあるんですけれども、サークルで利用されていた方は、ほとんどもう、今のところ、この8月いっぱいもどうかという、不確定なわけですよね。そういう中で、どのぐらいの数を集めたいなと、そのようにお考えなのか、ちょっと聞かせてください。 6: ◯七澤福祉総務課長 我々も、特に福祉施設はまだ完全に機能していないということで、その辺は、回収率は多分悪くなるというふうには想定をしております。想定しておるのに対しましては、長寿会の方にちょっとお願いをしてアンケートに答えてもらうとか、民生委員の方にお願いをしてアンケートに答えてもらうとか、そういったことを今考えております。  サンプルの数ですが、この事業者によりますと、200は集めたいんだということで聞いておりますので、できるだけ多くの方に答えていただくように努力をしたいと思っております。 7: ◯飯島委員 利用者の中では、WEBというのは、なかなか福祉目的にかなった方以外の方は、これは参加できると思うんですが、やはり福祉目的として利用していただきたい方々というのは、やっぱり直接の紙になると思うんですね。  このところ、毎年のようにアンケートはやられていると思うんですね。これ、平成30年かな、やったのでは、345とかアンケートとしてもそのぐらいあったと。その後でもやっぱり、これ、平常時ですけれども、52件の、これはかがやきプラザでもアンケートありますね。この中で、大体問題点というのははっきりしているんじゃないのかなと私は思っているんですけれども、これに加えてまたというのは、どのような、また違った観点を持ってのアンケートなのか、教えてください。 8: ◯七澤福祉総務課長 どの辺が足りないかというのは、事業者から伺っておりまして、例えばどこからどこまで乗ったかということは、乗込み調査とかである程度データはつかんでいるんですが、どこからどこまで行って、どこの施設に行くまでは誰も調査していないということと、あと、この風ぐるまが、そもそも福祉目的で運行しているのかどうかも知っているか知らないか、そこまで調査はしていないということで、そういったことの観点が、今回のアンケート調査で明らかにしたいというふうに申しておりますので、恐らくそこら辺はカバーできるんではないかというふうに考えています。 9: ◯飯島委員 直近の2回ぐらいのアンケートの結果でも、やっぱりすっごく多いのは、運行本数を増やしてほしいと。それとルートを双方向に設定してほしいと。それがいずれのアンケートでも、すごく、もう極端に多いわけですよね。  今回のアンケートの内容を見ると、18の「便数が少ない」とか、19の「バスの本数が増えたら」というのは、一つ該当していると思うんだけれども、逆方向にしてほしいというのは、ここの設問に入っていないんですね。これ、最も多い要望がここに入っていないというのは、何か理由はあるんですか。 10: ◯七澤福祉総務課長 直接はそういった形で聞いておりませんが、例えば18番のところに、「現在の風ぐるまに対して不便を感じる点を教えてください」というところで、8番の「行きの乗車時間が長い」とか9番の「帰りの乗車時間が長い」とか、その他にもありますように、そういったところで、逆方向ということは想定されると考えております。 11: ◯飯島委員 それは不親切というものだと思いますよ。(「逆方向……」と呼ぶ者あり)もう現にそういう声がいっぱい出ている、区役所にも多分寄せられるとは思うんですね。行きはぐるっと大回りするけれども、帰りはすぐだと。そういう方も結構いらっしゃるんですね。その方が、行きが大変だから結局利用しないだとか、そういうふうになってしまっている傾向もあるわけなんですね。そこら辺も、多分、区のほうもつかんでいると思うんですよ。だとすれば、やっぱりここの具体的な文言として書き加えるというのが、親切というものだと思いますが。本当に改良したいというか、そういう区民の要望に沿ったものにしたいんだというお気持ちがあるならば、ぜひそれを加えていただきたいと思いますが、いかがですか。 12: ◯内田委員長 暫時休憩します    。                 午前10時44分休憩                 午前10時45分再開 13: ◯内田委員長 委員会を再開いたします。  担当課長。 14: ◯七澤福祉総務課長 おっしゃるとおりで、確かだと思うのですが、これ、先ほども申したとおり、今まで実施してきた調査で、ある程度その点は、もう確信を持っているところです。なので、改めて聞くかという問題はありますけれど、例えばこの12番のところで、どこのルートで、どこからどこまでを乗りますかというところと、先ほど申しました18番のところで、不便を感じる点がありますかというところで、それを総合的にデータとして集計すれば、それは逆方向というところにもつながると思いますんで。前提は、もう既にあるデータで確信があるということで、ご理解いただければと思います。 15: ◯内田委員長 嶋崎委員。 16: ◯嶋崎委員 この風ぐるまを最初からいろいろと議論があってここに至っていることは、十分に承知していただいていると思うんだけど、特にこのコロナ禍で利用者は非常に減っている。で、今のやり取りもそうだけれども、福祉目的という非常に絞られた中でやっていて、今までの議論の中でも、もうちょっとコミュニティバス的なことを考えたほうがいいんじゃないかなと、そういうことをずっと議会ともやっているんだけど、なかなかそこはかたくなに、うちは福祉目的ですということをずっと貫き通しているんだけど、このコロナ禍において、ここがちょっと行き詰まってきているんじゃないのかなと。 17: ◯内田委員長 うん。 18: ◯嶋崎委員 で、せっかくこういう調査をするんであれば、少し視野を広げて、いろんな区民からの要望があるんだから、そこを相対的にもう少し事細かに聞いていくということは必要なんじゃないかなと思うんですけど、そこの今、相変わらずかたくなに、福祉目的なんです、そこから枠は一切出ませんという考えなのか、少しこのコロナ禍において、いろいろと状況が変わっているから、少し頭を柔らかくしてやってみようかなという気があるのか、そこはどうでしょう。 19: ◯七澤福祉総務課長 コロナの関係は、確かに利用者が減って、ある意味では福祉目的という観点からも機能していない。まあ、全般的に機能していないというふうに言ったほうがいいかもしれないですが、そういった事実はあると思います。  一番我々も苦労しているというか、なかなか進めない理由が、コミュニティバスとしての機能を保健福祉部が行うことについて、庁内でもずっと議論してきました。ですが、最終的には、千代田区という交通の利便性が著しく高い地域で、コミュニティバスは必要ないという、庁内での結論になっていまして、そういった意味で、今までどおり、保健福祉部が福祉バスとして検討してくださいということなので、今の時点では、福祉バス、保健福祉部が調査を検討して、保健福祉部の範囲内で利便性を、今言った三つの要望をどこまで高められるかということを、今、検討をしている、検討を始めたいと──今までもしているんですが、具体的に専門業者に委託して、進めていきたいというふうに考えております。 20: ◯内田委員長 嶋崎委員。 21: ◯嶋崎委員 この利用している人は、さっきもちょっと課長の答弁であったんだけど、その福祉目的がどのぐらいの頻度なのか、どこに行っているかということすら、なかなかつかめていないんですよ、というご答弁があったじゃないですか。ということは、決して、利用者は福祉目的だけじゃないんだよね。じゃないんだよ。ということは、それはある意味コミュニティバスに近いわけですよ、区民の考え方は。  だけど、利便性を向上しなければ、ご高齢の方は、やっぱり地下鉄だとかそういうアップダウンは、なかなかきついねと。ご自宅から歩くのも非常に困難だと。そういうところで、コミュニティバスなり、ほかのところはコミュニティバスだけど、うちは福祉バスという目的で使っているわけでしょ。より、やっぱり利便性を向上しなくてはいけないということを考えないと、どうもそこが役所の中の考え方と区民の考え方に、私は前から乖離があるんじゃないかなと。もう少し頭を柔らかくして、庁内ではこうですよという話ではなくて、もっともっと区民の、だから今回こういういいチャンスだと思いますよ。ここで少しいろんな意見を取り入れて、さらに利便性の向上をするんだと。  で、私が調べたところでは、台東、文京、中央は、たしか日立交通なんですよ。うちも日立交通なんです。ということは、例えば隣接している、あと3分行くと台東区、あと2分行くと文京区という、隣接しているところは、できれば相互交通みたいなことも、これから来年オリ・パラがあるだろうというところで言えば、もっともっといろんな方に千代田も知ってもらいたい、各それぞれの自治体を知ってもらいたいという中では、そういういいチャンスになるんじゃないかなと思うんで。  ここで、さっき「交通専門業者」という言葉が出たけれども、じゃあこの人はどういう立場で、この専門業者に今回依頼するんですか。 22: ◯七澤福祉総務課長 この依頼は、確かに福祉バスとして最大限に利便性を高めるための調査検討ということでお願いをしております。  日立自動車の話によると、やはり他区でも同じような課題があるんだと。千代田区の場合は、福祉バスと言っていますけど、ほかの自治体では、例えば観光とか、そういったものにも特化して、やっている自治体もあります。様々な利用者がいる中で、じゃあその自治体として、どこにターゲットを置いて、何を目的に運行しているかをはっきりさせないと、いわゆる誰のために、何のバスなのか、分からなくなってしまう。それを他区のコミュニティバスもそれは一緒の課題を持っているということなので、千代田区の場合は、今、庁内で…… 23: ◯嶋崎委員 全然違うじゃん。全然答えていない。もう一回聞きます。 24: ◯内田委員長 嶋崎委員。 25: ◯嶋崎委員 交通専門業者というのは、じゃあ福祉目的だけで交通専門業者なんですか。交通専門業者というのは、例えば渋滞のことだとか利便性のことだとか、ここで、例えば、何だ、停留所を置いたら後ろの車がどうだとか、そういうことも含めて、利便性の向上、交通の緩和も考えながらやって、利用者のことも取り入れながらやるのが交通専門業者じゃないんでしょうか。そこを聞いているんです。 26: ◯七澤福祉総務課長 そういう意味では、交通専門業者というのは、福祉目的に限らず、いろんな意味で、人の移動ですとか、バスだけじゃなくて、交通機関全てにおいて調査検討をするような、そういった事業者でございますので、嶋崎委員がおっしゃるとおり、事業者としては、交通全般のことを行っている業者でございます。 27: ◯嶋崎委員 だったら、少し頭を柔らかくして考えればいいじゃないですか。今回、こうやってせっかくいいチャンスなんだから、ね。コロナが出たときだって、運転手さんが非常に、やっぱり乗り降りされるのが不安だということで、かなり便数も減らしたりなんかして工夫したじゃないですか。そういうことがあったんだからこそ、今回こういうコロナ禍に向けて、まだまだ対策を講じなくちゃいけない部分があるわけだから、そこは、少し今回の調査の中で、コミュニティバスのことも含めて──それに全部しろと言っているんじゃないのよ。少し頭を柔らかくして、柔軟な考え方でこの調査をやられたらどうですかというふうに、私は申し上げている。 28: ◯七澤福祉総務課長 この調査を、アンケート用紙を見ていただくと分かるんですけれど、最初から福祉目的の人に対してだけ意見を聞いているわけではなくて、WEB調査なんかは、多分利用していない人も多いと思うんですね。そういった人を含めて、区の全体の交通体系、まず全体をどうなっているかというのを知った上で、福祉目的ということで調査をお願いしているので、この調査自体は、福祉、使っている人、ターゲットにしている人のみのアンケートにはなっていないので、その辺はご理解を頂ければというふうに思います。 29: ◯嶋崎委員 全然かみ合わないと思うんだけど、だったらもっと、もっともっと広く考えを入れたほうがいいんじゃないんですか。だって、じゃあ、さっきいろんなやり取りの中で、WEBの人たちは、これ、なかなか高齢者は無理だよねという話もあったじゃないですか。ということは、幅広にいろんな調査をするんでしょ。かみ合っていないんだ、言っていることが。何でそんなかたくなに福祉だ福祉だと。福祉は大事だけど、実際には、そういうWEBを使っている若い人たちも乗っかっていただくわけだから、もう少し今後の中で──全てそれにしろと言っているんじゃないんだよ。この調査の中でそういうことも取り入れながらやったほうがいいんじゃないかな、そういうニーズが前からあるんじゃないんですかというふうに言っているんだから、それが、じゃあWEBなわけ。そこがどうもよく分からない。 30: ◯内田委員長 委員おっしゃっているのは、コミュニティバスにしろと言っているわけじゃないわけですね。この、今回いいチャンスだから、柔軟な考え方で、現状をしっかり把握したらどうだというご提案なので、それ、まだ、アンケート調査だって、これからでしょ。そういうふうに、今、指摘を受けて、変えて、本当に素直に現場を見るような調査にしてくださいよ。それ、できないんですか。何かもう──まだ、いっぱい報告事項があるんでね。 31: ◯嶋崎委員 ちょっと…… 32: ◯内田委員長 どうなんですかね、その。  担当課長。 33: ◯七澤福祉総務課長 先ほども申しましたとおり、特に福祉目的であるということを前提にしたアンケートにはなっていないというふうには思っています。全体を把握するための調査だというふうには思っていますんで、何もその我々と意見が合わないということは、私はないというふうに思っています。 34: ◯内田委員長 暫時休憩します。                 午前10時58分休憩                 午前11時09分再開 35: ◯内田委員長 委員会を再開します。  長谷川委員。 36: ◯長谷川委員 アンケート調査の施設据え置き調査なんですけれども、具体的にどのような置き方をして、恐らくご高齢の方だとこういう紙で調査というと、ちょっと面倒くさいなとか読むの大変だなとかという方がいらっしゃると思うんですけれども、その調査の仕方についてお伺いしたいと思います。 37: ◯七澤福祉総務課長 今想定しているのは、区役所、出張所、あるいは福祉施設、児童館あるいは保育園、あるいは九段生涯学習館、スポーツセンター、区内の27か所。かがやきプラザには1階と4階、重複している部分もありますが、施設としては27施設を予定しておりまして、カウンターあるいはスペースにアンケート調査と回収ボックスを置いて、「風ぐるま利用者アンケート調査中」のような表示を大きくして、セッティングをして、1か月近く置いて回収するという形を考えております。 38: ◯長谷川委員 期間としては、何日間ぐらい調査をするようですか。 39: ◯七澤福祉総務課長 一応4週間ぐらいを想定しております。 40: ◯長谷川委員 4週間の中で、どのくらいご高齢の方がそこで立ち止まってくださって、調査にお答えいただけるか難しいと思うんですけれども、例えば1週間なら1週間でもいいんですけども、どなたか職員さんがいらっしゃって、書くのをお手伝いしていただくとか、そういうことも必要かなと思います。例えば眼鏡がないと読めないわという方もいらっしゃると思うので、何かそういう手だてがあればいいと思うので、ご検討をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 41: ◯七澤福祉総務課長 そうですね。ちょっと人を置くとなると、そこまでの人員が配置できるかどうかというのもありますので、なるべくアンケートに答えてもらうように、あるいは職員がお手伝いするとか、そういったことはお願いしたいというふうに考えています。 42: ◯内田委員長 はい。  ほかにございますか。 43: ◯大串委員 これは、風ぐるまの運行ルートの見直しに向けて調査ということですよね。(「そうじゃない」と呼ぶ者あり)そうじゃないの。ああ、そう。そもそもが違った。(発言する者あり)えっ。 44: ◯内田委員長 運行内容の見直しや検証をすると。 45: ◯大串委員 定期的に何年に1回という運行ルートの見直しをやる。で、前回、現行の運行ルート見直しを行った際に、すごく何か苦情というかな、相談がたくさんありました。特に麹町地域は、本当に不便になったという声がたくさんあった。それから期間も過ぎてきて、今回またこういう調査をやるということで、次の運行ルートの見直しにつなげるような調査かなと私は理解していたんだけど、まず、それはどうなんですか。違うんですか。 46: ◯七澤福祉総務課長 運行ルートを含めて、どういった形、双方向とか便数の増加とか、そういったものを含めて調査するということになっております。 47: ◯大串委員 そうすると、ここには、頂いた資料には、課題は列挙されていないわけですよ。要するに、これから課題を何か見つけるみたいな書き方になっているんだけど、本当は、飯島委員も嶋崎委員も皆さん言われたように、今までの中で課題がもう幾つか上がっている。だから、本当はそれを列挙して、例えば運行ルート、運行ルートもそうでしょう。そういったものを入れて、その課題を補足調査するという説明もありましたので、今回のこの調査は、その課題の解決に向けて、またはそれ以外に課題も出てくるかもしれないけれども、補足調査を行いますと、ね。そういう意味だと私は理解しましたよ。  ただ、現在、このコロナ禍における中での補足調査をどうやるのか。普通の一般時であれば、そういういろんな声を吸い上げることができるけれども、今こういう状況の中では、限られた中での調査になりますから、その点はどのように考えて行うのかお願いします。 48: ◯七澤福祉総務課長 先ほども申しましたとおり、今までも大量のデータがあります。ある中で、今回委託した業者によりますと、先ほど申しましたとおり、どこの施設に行ったかまでは調査していないとか、部分的に不足している部分があるということで、そういう意味の補足の調査を今回したいということで、もう既に今ある調査で、相当、分析はもう進んでいるところでございます。(発言する者あり)そういう状況です。課題は、ある程度、想定は今現在でもできているというふうに考えています。 49: ◯大串委員 本当は、だからこの委員会に出すこの資料ね、今、課長は把握されている、いっぱいデータがあって、もう既に解決しなければいけない課題は分かっていると。恐らくその中には、嶋崎委員の言われたコミュニティバスへの方法はとか、飯島委員が言われた双方向でできるだけ便利なということもあるでしょう。本当は、そういったものも書いていただいて、それで、補足する意味での調査を、コロナ禍ではあるけれども、こういう方法でやるんですよという報告があれば、私たちも、ああ、そうですかというふうになってあれなんですけれども、その辺のことがちょっと説明不足、または資料不足というのかな、だと思うんですけど、その辺しっかり改善しながら行ってもらいたいと思います。 50: ◯七澤福祉総務課長 ちょっと説明不足なところがあったのは、大変申し訳ございません。もうちょっとそういった説明をすればよかったんですが、そこら辺は申し訳ございません。 51: ◯内田委員長 岩佐副委員長。 52: ◯岩佐副委員長 重複していたらすみませんなんですけど、10番目の質問にちょっと疑問があります。「あなたは、高齢者や障害者などの交通弱者を支援する福祉目的で「風ぐるま」」がというこの質問をあえて入れていて、今さらじゃあこれは、風ぐるまというのは福祉目的なんだよ、交通弱者が乗るものなんだよ、原則。というのをこれをあえてこの誘導のように見えるんですね。あなたは、こういうシルバーシートがあるのをご存じですかと言ったら、じゃあ健康な人はここに座らないでねということをすなわち誘導するわけですよ、このアンケートの設問で。  なので、ちょっとこの設問の意図がちょっと分からないんですよね。この交通弱者の障害者と高齢者が挙げられて、「など」と書いてありますけれども、先ほど長谷川委員もおっしゃいましたけど、お子さんもいるよねとか、妊婦さんもいるよねとか、様々な形でいろんな交通弱者というのは、シチュエーションに応じて変わってくるんですよね。区が想定を、高齢者と障害者に、もうかなり限定して想定しているんだなというのが、この設問で読めるんですけれども、こんなことをアンケートで説明をしちゃって、それで利用者まで限定、アンケート対象どころか、これで利用者を限定していると思われかねないんですけど、この設問はちょっと不適切じゃないかと思うんですけど、ここはどういう意図でこの設問を入れられたんでしょうか。 53: ◯七澤福祉総務課長 これは、先ほども申しましたが、今までのデータの中で、ここがデータを取れていないところだというふうに聞いています。本当に福祉バスとしての利用をしているのか、きちんと福祉バスという理解の下に利用しているのかというところを聞くために、項目を設けているというふうに思っています。  特に、別に高齢者、障害者に特化しているわけではなくて、「など」ということで、総括的に書いてあるので、まあ表現が誘導的かどうかというのは、ちょっと気がつかなかったんですが、もし誘導的というふうに皆さん解釈できるようであれば、表現は変えていくことはできると思います。 54: ◯飯島委員 関連。 55: ◯内田委員長 飯島委員。 56: ◯飯島委員 この結果がその存在、福祉目的ということを知らなかったという回答が多かったら、これはコミュニティバスを、また目的を見直すということなんですか。それとも、そういう人は乗っちゃ駄目よということを言いたいのか。 57: ◯岩佐副委員長 そうなっちゃいますよね。 58: ◯飯島委員 ねえ。そこがちょっと聞きたいです。 59: ◯七澤福祉総務課長 これ、結果が出ていないので、何とも言えないんですが、どの程度の知名度といいますか、福祉バスとしての知名度があるかということを客観的に把握したいということだと思います。 60: ◯長谷川委員 関連で。 61: ◯内田委員長 長谷川委員。 62: ◯長谷川委員 すみません。そうであれば、ここの10番の「高齢者や障害者などの交通弱者を」というこの文言を消して、「福祉交通「風ぐるま」をご存じですか」だけでいいんじゃないかと思うんですけど。 63: ◯内田委員長 そうそう。全くそうだよ。 64: ◯長谷川委員 その下の1、2、3についても、福祉目的で運行していることを知っているとか、知らなかったとかというのは、じゃあそれで乗っちゃいけなかったのかなとかということになっちゃうので、そういう文言は消して書いたらいかがでしょうか。 65: ◯内田委員長 見直したほうがいいよ。 66: ◯七澤福祉総務課長 ご意見を頂きましたので、ちょっとここは検討はさせていただく、書き方等を検討させていただきたいと思います。 67: ◯内田委員長 はい。  ほかにございますか。(発言する者あり)いいですか。ほかにございますか。  部長。(発言する者あり)今、様々な委員からのご指摘ありました。総括的によろしくお願いいたします。 68: ◯歌川保健福祉部長 皆さんから様々なご意見を頂きました。それだけ風ぐるまに対する期待が大きいんだなと、改めて、改めて本当に実感をいたしますし、風ぐるまを所管する部長として、しっかりやらなきゃいけないかなというふうに、改めて思っているところでございます。  今回のこのアンケート、アンケートに限らず今回の調査に至るまでには、実は庁内でもかなり議論をいたしました。保健福祉部としても、いろいろなご意見を頂く中で、コミュニティバス的な使い方、もちろん観光も含めてです。あと、先ほどありましたように、ほかの区との連携とかという話になると、移動手段だけじゃなくて、観光という観点からも検討するべきだ。そうなってくると、幅広にもう少しやるべきで、保健福祉部でやるだけでは、なかなか限界があるんだというようなことを庁内でいろいろ議論をし、主張してきたんですけれども、千代田区においては、コミュニティバスは必要ないという方針が明確に出された中で、今回、私たち事業に携わり始めたというところをまずご理解を頂きたいと思います。何でこんな狭い見方なんだというご指摘について、ちょっと言い訳だというふうに取られるかもしれませんけども、まずそういう前提で、私たち、今回の調査を始めた、何のためのという意味でと、そういう調査を始めました。  が、本日、この保健福祉委員会の委員の皆様から、やはりもう少し福祉に限定しないで広く声を聞くべきだという、強いご意見を頂き、また今回のこの調査の位置づけですね、これについての説明も、今回お出しした資料からだけではちょっと不足しているということを改めてご指摘を頂きましたので、調査の項目の設定を含めて、もう一度このアンケートの位置づけを明確にするのはもちろんですけども、アンケートの設計そのものの見直しを少しさせていただこうと思います。  また、調査の対象についても、これはサンプル調査ではありますけれども、区民全体のきちんとしたサンプルになるためには、今日のご指摘を受ければ、やはり聞き方、据え置きでいいのかどうか。それから、こういうものを全く知らない人に対してWEBをやるということは分かるけれども、ふだん使っていない人にどこまで聞けるのかというようなことも含めて検討したいと思いますし、アンケートが今後の検討にどう位置づけられるかという意味でいうと、大串委員からあったとおり、今までもう既に課題があるわけですから、その課題を解決していく過程の中で、どういう位置づけなのかということをいま一度明確にするような形でアンケートをする、と。  そういう、今日、非常に建設的な、いろいろな前向きなご指摘を頂きましたので、私ども、そこをしっかり受け止めて、今ここをちょっとすぐにやるというのではなくて、立ち止まって、またコロナ禍であるということも考えて、そういうことも検討しながら、もう一度設計、やり方、含めて再検討させていただき、改めてご報告をさせていただこうと思います。よろしくお願いいたします。 69: ◯内田委員長 はい。それでは、(1)地域福祉交通「風ぐるま」の課題解決に向けた調査検討について、質疑を終了いたします。  次に、(2)(仮称)外神田一丁目施設6階の活用について、理事者からの説明を求めます。 70: ◯七澤福祉総務課長 それでは、(仮称)外神田一丁目公共施設6階の活用について、保健福祉部資料2に基づきましてご説明をいたします。  ご承知のとおり、(仮称)外神田一丁目公共施設は、新しい万世橋出張所・区民館として建設工事が今進められておりまして、本年の12月に竣工する予定になっております。建物は、地上9階、地下1階でございます。この建物の4階から6階部分、当初は、東京国道事務所が入るという想定の下であったところなんですが、その部分が入らないということで、その活用方法について検討しておりましたが、このたび、4階については私立の学童クラブ、5階については観光協会、そして6階については社会福祉協議会が活用するということになりました。今回は、その6階部分、社会福祉協議会の活用の概要について、ご報告をさせていただきたいと思っております。  まず、施設の概要でございますが、使用者は、社会福祉法人千代田区社会福祉協議会になります。フロア面積、貸付面積、約400平方メートルでございます。こちらは、トイレとか給湯室とかそういった、廊下とかも含む面積になります。社会福祉協議会としての専有面積は、197.01平方メートル。貸付料は、無償貸付でございます。貸付期間としては、令和3年2月1日から令和13年3月31日、約10年間ということになっております。契約形態としては、定期建物使用貸借契約という形で、区と社会福祉協議会が契約を結ぶような形になる予定です。  事業の実施でございます。こちらについては、まだ詳細は決めておらないところですが、現在、おおむねこの四つの事業を中心に実施をしていく予定としております。
     一つは、ご近所福祉活動といいまして、町会の福祉部の組織づくりとか支援をする事業でございます。二つ目は、地域の居場所をはじめ、地域における様々な活動拠点を創出する事業でございます。具体的には、住民が主体となったふれあいサロンの立ち上げですとか、立ち上げ後の支援などが、その内容でございます。三つ目は、ボランティア活動に対する相談。本部のボランティアセンターと連携を取りながら、様々なボランティアの活動につなげていく予定にしております。四つ目は、各種講座講習会等の開催ということで、社会福祉協議会が行う様々な事業を今後展開していく予定にしております。  裏面に、レイアウトが参考につけてあります。右側が会議室、それから左側が事務室という形になります。この右側の区民のスペース──会議室になるのか、ちょっと名称はまだ未定でございますが、そういったものをここで行うという形を想定をしております。  戻っていただいて、事業の開始時期、これについては、令和3年4月からを予定しております。なお、机、椅子等の搬入、それから職員等の配置は、2月、3月ぐらいから始める予定にしております。  説明は以上でございます。 71: ◯内田委員長 はい。説明が終わりました。委員からの質疑を受けます。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72: ◯内田委員長 はい。それでは、(2)(仮称)外神田一丁目施設6階の活用について、質疑を終了いたします。  次に、(3)区民の健康増進等に関する連携協定の締結について、理事者からの説明を求めます。 73: ◯七澤福祉総務課長 それでは、区民の健康増進等に関する連携協定の締結について、保健福祉部資料3に基づきましてご説明をさせていただきます。  本件は、この3のところに書いてありますけれど、今年の2月に大塚製薬のほうから連携協定の提案がありまして、保健福祉部が窓口になって検討を進めてきたところでございます。  まず、目的でございます。1番でございます。区民の健康づくり等に関する各種事業の普及・啓発をはじめ、文化・スポーツ振興、災害時の協力など幅広い分野で連携・協力し、区民の健康増進及び区民サービスの向上に寄与することを目的とするものでございます。  2の協定先の会社概要でございます。会社名は、大塚製薬株式会社。本社は神田司町にございます。従業員は5,700名程度の大企業でございます。事業内容としては、医療品・臨床検査・医療機器・食料品・化粧品の製造販売、輸入及び輸出業もしておるところでございます。主要な商品としましては、ポカリスエット、カロリーメイト、最近ではボディメンテなどの清涼飲料水がございます。  3の経過でございます。2月20日に大塚製薬から、CSR、いわゆる地域貢献活動を推進していく上で地元の自治体に貢献したいということで、連携協定に関する提案を頂いております。これを受けまして、3月23日から4月にかけまして、協定を締結した場合に庁内へのどういったニーズがあるのか、それを、アンケート調査を実施いたしました。  4といたしまして、そのアンケート調査の結果から、各部から連携協定の想定される案が上がってまいりました。それが別紙1についてございます。  内訳を申しますと、子ども部が3件、保健福祉部が14件、地域振興部9件、政策経営部が2件、合計28件のニーズがあることが分かりました。  内容を見ますと、主に熱中症予防、あるいは食育などの事業に関する啓発、情報発信に関するもの。それと、セミナー等の講習会の講師派遣、それと災害時の物資の提供等、様々な需要があることが分かりました。  また、別紙2には、協定書の原案、案文をつけてございます。  6の今後のスケジュールでございますが、今月30日に協定の締結を行いまして、8月上旬には、区のホームページを通じて区民の方に周知をし、さらに広報8月20日号をもって、さらに周知していく予定でございます。  ちなみに、大塚製薬は、既に全国の都道府県あるいは市町村と連携協定を締結しておりまして、平成29年には、地元の千代田小学校とも健康増進に関する協定を結んでいるところでございます。今年は中止になりましたが、社会を明るくする運動など、今までも千代田区と連携を重ねておるところで、今回、協定という、その流れの中で協定を結ぶということになったということでございます。  説明は以上でございます。 74: ◯内田委員長 説明が終わりました。委員からの質疑を受けます。よろしいですか。  飯島委員。 75: ◯飯島委員 様々な形での連携というのがあるように見受けられます。商品を、これは提供していただくということになるのでしょうか。そこら辺のところと、それは先方にとっても非常に宣伝の場になるという、で、こちら、頂く側は助かるという、(発言する者あり)そういう関係になるのかなと思うんですけども。その商品の問題と、この中で、社員さんとの関わり、それから会社の施設を使う、そういう幾つかのパターンがあると思うんですけれども。ありますね、社員さんとの関わり。例えば10番、大塚製薬の知的・精神障害の社員の方を対象に、何かツールを、障害者福祉課がツールを提供する、と。こういう関わり方というのは、具体的にはどういうことになるんですか。9番もそうですけれど、障害者と誰が触れ合うのか分からないんですが、(発言する者あり)多くの学びと気づきを得ることができるとある。 76: ◯内田委員長 これはアンケート調査で、やるという話じゃない。 77: ◯飯島委員 これはどういうことなんでしょうか。 78: ◯内田委員長 この資料というか、庁内のアンケート結果ですよね。そこを説明されたらどうですか。 79: ◯飯島委員 うん。そういうふうにしていくわけでしょ。 80: ◯内田委員長 うん。これは、やるということではなくて、でしょ。  担当課長。 81: ◯七澤福祉総務課長 まず1点目の、商品についてご質問があったかと思うんですが、特にその、民間の企業なので、特定の商品を売っているのはそれは間違いないことで、大塚製薬だけじゃないはずなんです。もちろん物資の提供もありますけれど、今言った講師の派遣ですとか、いろんな幅広い連携をしていこうということになっていますので、物資の提供だけをピックアップしているわけではないということをご理解いただきたいと思います。  あと、このアンケート調査は、3月から4月の時点で各課から上がってきた、こういったものができるということなんで、ちょっと具体的に想定しているかどうかは、ちょっとこの場ではちょっとお答えができない状況です。 82: ◯内田委員長 保健福祉部長。 83: ◯歌川保健福祉部長 この、区民の健康増進等に関する連携協定を結ぶ意図というのは、これは、今、課長のほうからも説明したとおり、各事業者、企業が、もう自分たちがもうけるためだけの企業ではなくて、やはり社会に貢献するということが、今はもう当然のごとく進められているという前提があります。  で、この大塚製薬さんは、千代田区に本社を持っていて、積極的にいわゆる社会貢献活動、CSRに取り組んでいらっしゃる中で、地元の千代田区ともぜひ協定を結びたいというお話がありました。で、課長が申しましたとおり、具体的に、協定はただ結ぶだけではなくて、地元の企業と行政がどういう関係を持てるのかという意味で、庁内にアンケートをという形で、どんなことを考えられますかというのを聞いたわけですが、これが全てではもちろんありません。  私ども行政機関も区民の生活に関わるいろいろな仕事を展開していますけども、それだけでは不十分で、そういう地域に貢献するという企業の思いを形にする中で、連携協定を結ぶことによって、お互いが協力して補完することで、地域がよくなる、区民の皆様に貢献ができるということに、この連携協定を結ぶ意義があるというふうに考えております。  大塚製薬さんの企業理念としても、健康づくり、ヘルスケアカンパニーということを掲げておりますので、そういう点でも保健福祉部が窓口になって、区民の健康増進に関する連携を明らかに──連携協定という形で、今後地域のために、地域の発展のために、区民の健康のために、手を携えてやっていこうということを明確にするための協定の締結ということでご理解を頂きたいと思いますので、そういう理念のもとで、今後具体的にどのような取組がなされて展開されていくかというところについては、その都度、またご報告をするような形になると思いますけれども、いずれにいたしましても、こういう大きな企業さんが積極的に千代田区の行政と関わって、地域のために貢献したいという思いを明らかにしたいというのが今回の取組でございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。 84: ◯内田委員長 岩佐副委員長。 85: ◯岩佐副委員長 ありがとうございます。ちょっと分からなかったのが、これ、拝見すると、ほとんどの部、子ども部、保健福祉部、地域振興部と出ているので、包括協定じゃなくて、包括協定に近いなとは思っているんですけれども、今回はそうじゃない形での連携協定ということだったので、ちょっとその違いが私もよく分かっていないんですけれども、そこについてご説明いただけますか。 86: ◯歌川保健福祉部長 企業に限らないんですけど、大学なんかもそうですが、いろいろな形で、千代田区、協定というのを結んでおります。今、岩佐副委員長のほうからあったとおり、包括協定という形で協定を結ぶという方法もあるんですが、包括協定と個別の協定をどういうふうに区分けするのかとか、今まで結んできた協定の中にも、見直しすると包括に近いようなものもあるよねというような、整理がはっきり言ってできていない中で、今までの流れの中で言えば、今回の大塚製薬さんは健康づくりということなので、こういう健康づくりに関する連携協定ということになりました。  いずれは、千代田区全体として、もう多分100を超えるぐらいの様々な協定があるので、そこは整理しなければいけないという問題認識は、庁内では議論はされているところですけども、今、この段階で整理ができていない中で、包括協定ということには至らなかったという、ちょっと答えになっていないんですけど、そういう事情があるということでご理解いただきたいと思います。 87: ◯内田委員長 はい。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 88: ◯内田委員長 それでは、(3)区民の健康増進等に関する連携協定の締結について、質疑を終了いたします。  次に、(4)(仮称)二番町特別養護老人ホームについて、理事者からの説明を求めます。 89: ◯土谷高齢介護課長 お手元の保健福祉部資料4に基づきましてご報告申し上げます。  (仮称)二番町特別養護老人ホーム、令和3年4月開設予定でございます。  今回ご報告申し上げますのは、入所の申込みの受付開始を令和2年8月21日から始めるということでご報告でございます。  計画の概要について、1階から8階建。こちらの内容については、これまでご説明したことと変わりございません。  下段のサービスの内容、ユニット型の特養108名、ショートステイ12名。こちらの費用の目安を含めまして、ご説明のところは、変わったところは、変更点はございません。  1ページ目の一番下、ご覧いただけますでしょうか。特別養護老人ホームは、区のほうに申し込みではございますけれども、12名定員のショートステイ、18名定員の認知症グループホームにつきましては、これまでどおり運営をいたします社会福祉法人平成会への直接の申し込みになります。  裏面をご覧ください。上段が、麹町通りを中央にしまして所在地でございます。  運営法人は、社会福祉法人平成会。グループ法人がございます。  最後に、問い合わせ先でございます。ショートステイ、認知症高齢者グループホームの申込みを含めまして、施設の詳細な問い合わせに関しましては、運営法人でございます社会福祉法人平成会の開設準備室。現在、建物は整備中でございますので、こちらのご案内のところで電話のご回答をいたします。  (2)番として、特別養護老人ホームの申込手続きにつきましては、高齢介護課のほうにお問い合わせいただければと思います。8月20日号の広報に掲載し、21日からの申し込みでございます。  なお、本日、常任委員会終了後、区議会のポストのほうにもご案内を考えております。  説明は以上です。 90: ◯内田委員長 はい。説明が終わりました。委員からの質疑を受けます。よろしいですか。(「なし」と呼ぶ者あり) 91: ◯小林やすお委員 一つ聞いて、いい。 92: ◯内田委員長 小林(や)委員。 93: ◯小林やすお委員 ここの間、特に質問のところじゃないんですけど、これについては、内覧会みたいなのものは計画していますか。 94: ◯土谷高齢介護課長 時期等、まだ定まってはいませんけれども、中をご覧いただくようなこと、考えていきたいと思っております。 95: ◯内田委員長 はい。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 96: ◯内田委員長 はい。それでは、(4)(仮称)二番町特別養護老人ホームについて、質疑を終了いたします。  次に、(5)新型コロナウイルス感染症対策の状況について、理事者からの説明を求めます。 97: ◯山崎地域保健課長 新型コロナウイルス感染症対策の状況についてでございます。資料は5番になります。  まず、1番、国内の患者発生状況でございます。グラフのほうを見ていただければお分かりのとおり、4月のピークと似たような山ができつつございます。今現在も全国で2万5,000人を超えるような患者さんが発生しておりまして、都内におきましても、連日200例を超えるような日も多く、現在9,400を超える感染者が報告されております。7月19日現在で、区内の患者発生状況としましては累計52例となってございます。  2番、相談・調査件数でございます。  1)相談件数につきましては、今回、一般の電話相談の内容のものと、帰国者・接触者相談センターの中で受けた相談件数を分けて、表させていただいております。ここ最近、グラフのほうを見ていただければ分かりますが、帰国者・接触者相談センターへの問合せが非常に多くなっております。こちら、具合が悪い等の内容から、次の外来のほうへ調整を行う部門になっております。  裏面をご覧ください。次に、積極的疫学調査についてでございます。こちら、事業者等に対して、疫学調査を行った件数でございます。こちらも、7月途中ではありますけど、4月のピーク時とほぼほぼ同様の調査件数ということになってございます。  3番、九段下仮設診療所におけるPCR検査の実施数についてでございますが、今のところ、7月20日現在で265の検査を実施しております。検査の実施数も、やはり7月に入ってから、徐々に件数も多くなってございます。この中で、今まで九段下のところで受けていただいた方で陽性というふうな判断になった方は、10名ということになっております。  ご報告は以上です。 98: ◯内田委員長 はい。説明が終わりました。委員からの質疑を受けます。 99: ◯飯島委員 東京都が非常に高い数値で陽性を出しているということなんですが、千代田区について伺うと、今のちょっと説明の中で、仮設診療所での検査の数というのは出されました。265の検査の、これ、累計ですね。その中で陽性だった方というのは、今10名とおっしゃったんですか。仮設診療所での陽性率が265に対して10名ということで、陽性率というのは出されるわけですよね。(発言する者あり)ですね。はい。  それと同時に、保健所を通じてですかね、この接触者外来というのを。ここでもまた検査が行われていて、そこでの陽性の方というのもあるわけですよね。それぞれの陽性率というのは、例えば何月、6月は陽性率が幾つだった、こっちでは幾つだった、そこは出ているんでしょうか。もし出ていれば、その数を知りたいんです。 100: ◯山崎地域保健課長 確かに、しっかりと数として出せるものは、九段下仮設診療所のところについては出せるんです。外来については、区民の方だけではなく、直接、もう病院のほうに行かれる方、先ほどお話ししました保健所を通して行かれる方もありますが、もう直接病院のほうへ通っていらっしゃる、そこで検査を受ける方もいらっしゃいます。診療所から紹介を受けて行かれる方もいらっしゃいます。  ということで、分母として、区民の方で何人受けて、その中で、今ご報告しました52例ですよという形は、なかなか出せない。そういうふうな状況です。 101: ◯飯島委員 今、市中感染というのが非常に問題になっている中で、やっぱり検査をどこでどういうふうにするかということは、非常に大きな、今後の食い止めるための手だてになると思うんですね。そこら辺で、なかなか国のほうも東京都のほうも、数が分からないというか、そういうことがあるということ自体が、何か不思議なんですね。  新聞報道では、区別に数が出ている中では、もう千代田区は60という数、(発言する者あり)見ましたけども、その数は一体何なんですか。 102: ◯山崎地域保健課長 東京都のホームページのほうをご覧になっていただいていると思います。そちらのほうは、基本的な発生届の居住地、そこに書いてある住所ですね。それが千代田区であれば、そこに千代田区として上がってくると。  で、今回、こちら資料のほうを見ていただければ分かるかと思うんですけど、括弧して住民基本台帳に基づくということで、その中で住基に入っている方ということをさらにピックアップして、区民の方の数ですよというのを千代田区としては出しているというところでございます。  あと、先ほどのPCR検査の陽性率ということでは、全て東京都でまとめて出ておりますので、その中では陽性率も出ております。 103: ◯飯島委員 今、新宿区が非常に問題になって取り上げられています。新宿区のある特定の時間帯、業種というか、そういうことが言われているわけですけども、千代田区も秋葉原では、この前、喫茶店ですかね、出たというふうに聞いています。  そういう中では、区民としては、その方の住所がどこであろうと、昼間千代田区にいるとなれば、やはり私たちと接触するという機会もあるわけだし、そういう意味では、住所だけでなく、やはり千代田区で昼間であろうと夜であろうと過ごされている方が、その中でどのぐらいの感染数があるのか、陽性率があるのかということに基づいて、危険だとか、もっと重点的に検査をやったほうがいいんじゃないかという方針が出ると思うんですね。  そこの数が、何か全然はっきりしなくて言っていると、やっぱり地域として打つ手がないんじゃないかと思うんです。市中感染が非常にやっぱり無症状の中で広がっていくという可能性がある中では、やっぱり濃厚接触の場合でも、そこをもう重点的に調べるとか、注意だけじゃなくてね、そういうふうにしていかないと、この感染というのは、拡大する一方じゃないかなというふうに思うんですね。そこら辺は、保健所としてはどのようにお考えなんでしょうか。 104: ◯山崎地域保健課長 後で、恐らく健康推進課長から話があると思いますが、感染拡大を防ぐために、事業所、今言った住民だけじゃなくて、事業所の中において疫学調査を行って、そこで濃厚接触者を特定して、その方たちに対してもPCR検査を行っているというところで、必死になって感染拡大のところを防いでいるということは、ちょっとご理解いただいて。  あとは、本当にその方が疫学調査の中で、どのような行動を、発症した前の日、2日前から陽性だと判明するまで、どのような行動を行ったのかというところもつかんだ上で追っていっておりますので、そういった形でいいますと、その方がたまたま歩いていただけで、そこの周りの方がうつってしまうということは決してございませんので、そういった調査もしっかりやって、把握をしているというような状況でございます。  補足を。あれば。 105: ◯内田委員長 担当課長。 106: ◯松本健康推進課長 本当に委員のおっしゃられるとおりで、やはり昼間人口が80万、90万と言われている千代田区で、やはり企業さんで陽性者が出た場合、企業さんでたくさん、複数人の方に感染拡大が生じてしまいますと、やはり区民の方にも影響が出るんじゃないかというご心配、本当に我々もそれはしているところです。ですから、地域保健課長のほうからも、先ほど答弁しましたように、陽性者の方が発生しましたら、我々のほうで調査しまして、まず濃厚接触者、いわゆる非常によく接触をされている方というのを割り出し、その方に対してPCR検査を実施している次第です。  また、その方だけは、基本的には原則PCR検査をするわけなんですけども、やはり調査上は、濃厚接触者じゃなくてもやはりすぐ調べておいたほうがいいと判断した場合は、ちょっとPCR検査の実施範囲、実施対象者の範囲を広げて、それで実施している、検査をしている次第でございます。  ですから、もう我々のほうも、しっかりと、これ以上感染拡大させないように、検査を実施しているという状況です。  以上です。 107: ◯飯島委員 今、濃厚接触者への積極的疫学調査の実施ということなんですけれども、これは、保健所の出されている新型コロナウイルス感染症発生時の保健所の調査についてという、これは5月18日の文書ですね。この中には、濃厚接触者への積極的疫学調査の中に、PCR検査をやりますよとは書いていない。2週間の自宅待機をお願いしますということしかないと思うんですけれども、今、PCR検査をやりますというふうに、やっていますとおっしゃいましたね。そこは間違いないんですね。 108: ◯松本健康推進課長 はい。間違いございません。ただ、陰性であっても、やはりその時点で陰性であるということは確認できても、やはり潜伏期間が14日間ありますので、その間はしっかりと見ましょうということです。  以上です。 109: ◯飯島委員 で、今、盛んに指摘されている、こういうところで発生する率が多いんじゃないかと言われているところ、そういうところが、例えばこの千代田区の中にそういう業種があると。そこに対して、陽性が出ていないけれども、その前に調査をする、検査をするという、そのようなことというのは、今のスキームの中では不可能なんですか。 110: ◯松本健康推進課長 現段階では、そこまでは検討していないということです。  以上です。 111: ◯飯島委員 新宿区が非常に大きな問題になっていて、新宿区のほうではそういうところについて検査を始めるというふうに聞きましたけれども、それは間違った情報なんでしょうか。
    112: ◯内田委員長 新宿区の話を聞かれてもね。(発言する者あり) 113: ◯飯島委員 いや、続けていいなら。 114: ◯内田委員長 飯島委員。 115: ◯飯島委員 新宿区と千代田区は、非常に近いわけですよね。そういう意味では、やはりあれだけ数が言われている中では、そこにお勤めの方も千代田区にお住まいがある、生活していらっしゃる方もあるかもしれないしというかね、そこら辺、密接な関係があるわけですよ。そういった意味では、やはりこういうところは発生しやすいんだよというところが、東京都でも特定しているような言い方をしているんでね。それに近いものは、千代田区内にそういう環境があるならば、そこを積極的に、もう事前にやってみる。無症状だから、本当にもう、これは症状が出てからというんじゃなくて検査をするということは、何かできない仕組み、法的な問題だとか、あるのかどうかを聞きたいんです。 116: ◯内田委員長 暫時休憩します。                 午前11時59分休憩                 午後 0時02分再開 117: ◯内田委員長 委員会を再開します。  担当課長。 118: ◯松本健康推進課長 新宿のほうは、まず、実際に陽性者が出た店舗に、ご協力いただけるところに対して検査をしているという状況です。  あと、法的なことなんですけども、一応感染症法上、陽性者が出たらば積極的疫学調査をできるということになっていますので…… 119: ◯内田委員長 なるほど。 120: ◯松本健康推進課長 法的には、やはりその店舗に陽性者が出なければ、積極的疫学調査はできないということになっております。  以上です。 121: ◯内田委員長 よろしいですね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 122: ◯内田委員長 はい。それでは、(5)新型コロナウイルス感染症対策の状況について、質疑を終了いたします。  次に、(6)新型コロナウイルス感染症感染防止策を講じている飲食店等への認証制度の構築について、理事者からの説明を求めます。 123: ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 それでは、保健福祉部の資料6をご覧ください。新型コロナウイルス感染症感染防止策を講じている飲食店等への認証制度の構築についてご説明いたします。  新型コロナウイルス感染症につきましては、感染防止と経済社会活動の両立が喫緊の課題となっております。そこで、その一助といたしまして、飲食店等に自主的な感染防止策を呼びかけるとともに、適切な感染防止策を実施している事業者を、区で認証する制度を創設いたします。  認証ステッカーを交付しまして、飲食店等における適正な衛生管理の推進と、利用者の不安低減を図り、感染防止策の更なる普及を行ってまいります。  そして、認証施設をホームページで公表するんですが、そのことで、感染防止策を積極的に取り組んでいる事業者さんを応援するよう、行ってまいります。  制度の概要でございますが、対象施設は、区内の飲食店営業及び喫茶店営業といたします。  手続きの流れです。まず、保健所のほうに申請していただいて、保健所による書類審査を行います。その後、保健所による認証通知、ステッカーの交付となります。その後、区のホームページで公表いたします。  それと、認証につきましては、別紙に参考資料としておつけしておりますけれど、認証には、ゴールド認証とシルバー認証、二つございます。 124: ◯内田委員長 ああ、そういうのあったのね。何でだろうと。(発言する者あり) 125: ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 ゴールド認証につきましては、書類審査だけではなくて、実地調査も行ってまいります。シルバー認証は、感染防止の基本的な対策を行っているところ、ゴールド認証につきましては、シルバー認証よりも高度な対策を実施している事業者さんを対象といたします。  主な認証基準といたしましては、換気とか手洗い、(発言する者あり)マスクの着用、ソーシャルディスタンス、清掃、消毒、従業員の体調管理、こういったものについて、管理記録票に記録をしていただくことになります。  制度の特徴でございます。管理記録票を店内に掲示することで、利用者に安心と信頼感を与えることができます。感染疑い者の発生時には保健所の調査に協力していただきます。認証施設につきましては、区のホームページで公表いたします。  また、実効性を担保するために、認証後に保健所のほうが店舗に赴いて、管理状況のチェックをいたします。  周知方法につきましては、区のホームページ、広報誌、保健所の窓口で行います。  制度の開始につきましては、8月1日を予定しております。  説明は以上でございます。 126: ◯内田委員長 はい。説明が終わりました。委員からの質疑を受けます。 127: ◯嶋崎委員 これは、個々の対応なのか、例えば今までだと、保健所と料飲組合なりなんなりの連携が取れていたわけだけど、そこの関係性というのはどういうことになるんでしょうか。 128: ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 これから、飲食組合関係につきましては、こちらのほうも説明をしてまいります。 129: ◯嶋崎委員 実際に開始が、年月日が8月1日からでしょ。(発言する者あり)これ、ここが施行なの。(「間に合わない」と呼ぶ者あり) 130: ◯内田委員長 間に合わない。 131: ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 一応、現在では8月1日を考えてございます。  急いでおりますのは、ご承知のように、今、飲食店でたくさんのクラスター発生とか起こっていますので、なるべくちょっと早めにこういった形で制度を設けたいと考えているところでございます。 132: ◯内田委員長 嶋崎委員。 133: ◯嶋崎委員 気持ちは十二分に分かりますけれども、やっぱり料飲組合さんにきちっと情報提供をして、それからじゃないと、いきなり個店でやってしまうと、じゃあ今までいろんな衛生関係やなんかも非常にご貢献を頂いている団体だから、そこは、あまり急がずとも、丁寧にやられたほうが、多分こういう協力体制はしてくれるんじゃないかと思うんですよ。ここら辺はもうちょっと考慮したほうがいいんじゃないの。 134: ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 その辺は、十分に、飲食組合関係についてはご説明させていただきたいと考えております。 135: ◯内田委員長 はい。よろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり) 136: ◯内田委員長 小林(や)委員。 137: ◯小林やすお委員 今、このシルバーとゴールドというところがあったんですけど、(発言する者あり)これは、なぜ二つ設ける必要が。ゴールドだけでというわけにはいかないんですかね。 138: ◯嶋崎委員 そうだ。 139: ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 基本はシルバーということで考えていただいているんですけれど、ただ、それよりも、かなり実態として一生懸命やられているところがございます。そういったところにつきましては、若干のちょっと格付にはなってしまうんですけれど、ゴールドということで考えさせていただいて、(発言する者あり)シルバーの方は、今後ゴールドを目指していただきたいということで考えてございます。 140: ◯内田委員長 小林(や)委員。 141: ◯小林やすお委員 いや、だから、一生懸命やっておられるというのは、そこら辺は、現場は行って、見るんでしょうけれど、実態、営業中を見ないと、ソーシャルディスタンスなんて、いろんなお店、ここのところ、夜、見かけるんですけど、結構くっついていたり、まあお客さんが少ないところも多いんですけれど、そういう場面もあったりするんだけど、そこら辺は、昼間行って分かるんですかね。 142: ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 すみません。ちょっと、説明不足で失礼いたしました。  認証基準というのを、各チェック項目を設けていまして、シルバーの方につきましては、基本項目が三十数項目あるんですけれど、それほど難しい項目ではありませんので、通常のことをやっていただければ、それはチェックできると。さらにその上を、高度な管理をしているところがございますので、保健所のほうで推奨項目として上げている項目がございますので、その辺の項目を5項目以上チェックされている方はゴールドになるということで、何ていうんですか、担当者の恣意的な判断でやるわけではございませんので、その辺は大丈夫だと考えております。(発言する者あり) 143: ◯内田委員長 岩佐副委員長。 144: ◯岩佐副委員長 すみません。今の説明がちょっと分からなかったので。  客観的な項目があって、その項目の数が多ければゴールド、基本的なものだけチェックしていればシルバーと、そういう理解でよろしいですか。 145: ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 はい。基本的な項目でシルバーということで、それプラス、独自のいわゆる対策とか推奨項目というのを幾つか設けていますので、そういったものをやっているところはゴールドということで考えております。 146: ◯岩佐副委員長 というのはね、これは、貼ることによってお店も差別化できるわけですよ。だから、一生懸命とかそういう、今かなり、ご説明の中にも主観的な言葉が入っちゃったんですけれども、本当に客観的な、これとこれをクリアしているところはゴールドですよ、これとこれをクリアしていればシルバーですよというのは、初めから広く周知しないと、かえってそのお店が、お店も利用者も混乱してしまうし、ひいてはそのお店の売上げを左右してしまう話ですので、ちょっとこれは割と慎重に──やることはすごいいいことだと思うんですよ。東京都もやっていますけど、東京都よりも本当にちゃんとした基準で、誰でもプリントアウトできるとかそういうことじゃない認証制度というのは、もう安心につながると思うんですけれども、だからこそ、周知の仕方、工夫というのをやっていただきたいんですけれども、いかがですか。 147: ◯上村民泊・受動喫煙対策担当課長 申し訳ございません。私がちょっと力が入って一生懸命という言い方をしてしまったんですけれど、(発言する者あり)客観的なちゃんと認証基準をホームページでも公表しまして、間違いないようにやっていきたいと考えております。 148: ◯内田委員長 はい。よろしいですね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 149: ◯内田委員長 はい。それでは、(6)新型コロナウイルス感染症感染防止策を講じている飲食店等への認証制度の構築について、質疑を終了いたします。  以上で、日程1、報告事項を終わります。  次に、日程2、その他について、執行機関から何かございますか。 150: ◯纓片保険年金課長 それでは、私のほうからは、新型コロナウイルス感染症の影響で、減収になった方の国民健康保険料の減免申請等の状況についてご説明いたします。  7月20日、今週月曜日までの状況でございます。まずは、電話が中心ですけども、相談の件数、これは合計で230件。そのうちに減免申請書を区からお送りした件数が161件。その送った中で、区のほうに返送された分が65件。実際に減免の決定通知をお送りした方が17件という状況でございます。  また、傷病手当金につきましては、今のところ相談件数が2件ということで、決定したものは今のところございません。  説明は以上でございます。 151: ◯内田委員長 はい。説明が終わりました。皆さん、よろしいですね。(発言する者あり)  岩佐副委員長。 152: ◯岩佐副委員長 これ、今のご報告、ありがとうございます。相談がすごく多い、皆さん悩まれているということで。申込書をお送りしたということは、161件の方は申請することができる状況だということで。ただ、その返送が一気に少なくなったり、決定が少なくなったりするのは、何ていうのかな、申請の仕方が分かりにくいとか、そういったことはあるんじゃないかと思うんですね。そこに対しては、区に来れば相談するよとか、ちょっとやっぱり、今、様々な支援策、全部、申請書というのはかなり複雑で、申請が直接の支援に結びついていないというのは、この減免に限らずあることなんですけど、特に国保の制度はすごく難しいものですから、そこの申請に対するちょっと支援というのを少し工夫していただけませんでしょうか。 153: ◯纓片保険年金課長 岩佐副委員長がおっしゃるとおりで、今回の減免は、なかなか複雑で、結構添付書類もいろいろ必要になります。滞納専門員が今相談に当たっていますけども、技術的にとか専門的にはこういうことを用意してほしいということも具体的にお知らせしていますので、今後も引き続き丁寧に、基本的に何かあったら電話してくださいということをしていますので、引き続きそういった形での相談を受けまして、申請書を送った方につきましては、ちょっと早めに送り返してもらうような対応等を努力してまいります。 154: ◯内田委員長 はい。よろしいですね。  その他について、委員の方から何かございますか。  大串委員。 155: ◯大串委員 とてもいい報告を受けたんですけれども。ある高齢者の方が、私のところに出張所長と、あと女性がペアになって訪ねてきてくれたのよと。この方はもう90歳を越えている方なんですけれども、今、コロナ禍でなかなか自宅から外出がなかなかされない中、職員の方が訪ねてきてくれて、声をかけてくれた。非常にこれは喜ばれた。また別の方は、塩あめとネッククーラーを職員の方がわざわざ届けに来てくれたのよということで、感謝の声がありました。この件について、ちょっとご報告していただければと思います。 156: ◯山崎地域保健課長 例年、熱中症対策で、高齢者の方に見守り活動ということを行っております。今年度は、6月26日から、85歳以上の高齢者に対して、出張所と協力して、役割分担を持ちながら、見守り活動を行っている次第でございます。  ふだん、あと町会の方とかにも、民生・児童委員の方にも協力をしていただいてはいたんですけど、今年度は、やはりちょっと、コロナ禍というところで、なかなか一緒に見回ってくださいとは、難しい状況ですので、今年度は出張所と保健所の派遣の看護師さん等々を使いながら、見守り活動を熱中症対策として行っている、そういった次第でございます。 157: ◯大串委員 いつもだと、町会に塩あめとネッククーラーをどんと配りまして、やってくださいねだけど、今年は、保健所の職員の方が自ら、それから出張所としては90歳以上のところを担当して、ペアで。だから、区民の方は、やっぱり職員の方がわざわざ来てくれたというのが、すごく何かうれしかったらしいんですよね。(発言する者あり)  これは、だから、今年はコロナだからという特別にしないで、日常から職員の方がやっぱり高齢者の方とつながっていくというのは、非常に大切なことだと思います。今、こういう中で励ましが大事ですので、ぜひ、それを今後とも行っていただきたいというふうに思います。 158: ◯山崎地域保健課長 今年度は、特に、例年と違って、やはり、通常、マスクをコロナの関係で、皆さんされているというところもあります。それで、熱中症のところも十分注意しなきゃいけないというふうにも言われています。そういったところを気にかけながら、例年とまたちょっと今年は違った形でアドバイスなり、また相手の方の何か今抱えている課題とかというのも聞きながら、今進めております。これは、もう当然、今年だけではなく、例年見守り活動というのは行っていきたいというふうには考えております。よろしくお願いします。(発言する者あり) 159: ◯内田委員長 関連。飯島委員。 160: ◯飯島委員 ごめんなさい。いや、そういうときを利用して、先ほどの一番初めの風ぐるまのことなんかも、聞くとかということも、行く方はちょっとご苦労ですけれども、ちょっとセットにしてもいいんじゃないかというふうに思います。 161: ◯内田委員長 では、検討してくださいね。よろしいですね。はい。  それでは、本日は、この程度をもちまして閉会といたします。ありがとうございました。                 午後0時20分閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Chiyoda City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...